106号(200607) リストに戻る

〜「山形掃除に学ぶ会」〜10年続けてこれました!

 中国に「十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史なる」という格言があり、何事も継続することがいかに大変か、難しいかを見事に言い表しています。私共が参加している「山形掃除に学ぶ会」も97年6月の日大山形高校のトイレ掃除を皮切りに、先週の7月2日(日)の山形市立第七中学校まで47回を数え、この10年間で参加された方は延べ9,000人を超えました。(先日の山形七中大会は生徒さん43名含め221名が参加されました。)この度の会場を提供して下さった山形第七中学校は、築13年の比較的新しい校舎ということもありますが、校門を入った瞬間から、その校風が花壇・昇降口のエントランス・下駄箱などの整然さに伺われました。
 私共世話人はいつものように6時30分集合で会場の準備に入り、受付の準備・道具の準備・参加の皆さんが来られる通路・玄関などの外掃除、駐車場の誘導などにあたるのですが、当日は朝方からあいにくの激しい雨に見舞われ外に出られなく、校舎内を巡回させていただく時間がありました。学校内を見廻ってみると、、、全てが整理整頓されていて綺麗なのです。勿論トイレも大変綺麗でした。私も掃除9班のリーダーとして「今日のように綺麗なトイレを磨くのは大変!さあ2時間後を楽しみに始めましょう」と呼びかけて始めました。
 あまりにも学校全体が綺麗だったので、昼食時、一緒の班で掃除した応援団長という佐藤君に聞いてみましたが「特別なことは何もしていない」と言うことでした。翌日、学校に伺ってみました。校長先生のお話では「13年前に校舎が新築された時、生徒会が『こんなに素敵な校舎を建ててもらって嬉しい!この綺麗さを30年保ってゆこう!』というスローガンを掲げて生徒会の伝統にしてきた。この気持ちを引き継ぎ、着任する先生方もすぐに校風に気づき頑張っている。掃除の時間・回数も他の学校と変わりない。生徒たちの思いに先生たちが共鳴・お互いに通じているのかもしれない。」と仰るのでした。感謝の心が意識を変え「校風…伝統」を創ったということであれば、山形七中の生徒さん達の凄さだと感心いたしました。
 
「山形掃除に学ぶ会」の10年間から、多くの学びをいただきました。トイレ掃除に参加されたほとんどの人は「気持ち」が変わるといってくれます。綺麗な菜の花にはチョウチョが舞い、汚物にはゴキブリが寄ってきます。残念ながら学校でも、悪いことをする生徒は決まって汚いトイレや校舎の裏にたむろするそうです。綺麗な校舎を維持することの意義がよく分かる気がいたします。今回の学ぶ会も大変スムーズに進み、雨のあがった初夏の気持良い空気を吸って、山形市立第七中学校を後にしました。

平成18年7月10日
税理士 黒 沼 範 子


  株式会社 多田商店
に参加して 片 桐 丈 弘

 4月26日から5月6日までバングラデシュスタディツアーに参加しました。
 私は今年の3月まで東京の研究所で研究事業に携わっておりましたが、4月から寒河江市の呉服卸問屋で働き始め、研究者から商人へと全く違う業種になりました。この機会に多くのことを学べればと思い、黒沼範子さんに紹介していただいた上甲晃先生の「青年塾」に入塾し、今回のバングラデシュツアーに参加いたしました。ツアー申し込みでは、何の躊躇もなく「先発隊で行く」にチェックし、他の方々より3日早く日本を発ちました。
 初めてのバングラデシュは「蒸し暑く、ほこりっぽく、道路には自動車、バス、人力車それに歩行者が入り乱れて通行し、クラクションの鳴り止まない、とんでもないところだ!」というのが第一印象でした。そしてすれ違う人々が、私達日本人のことを物珍しそうに見る、ちらちら見るのではなくじーっと見るので、初めは少々恥ずかしさを感じました。バングラデシュで見るもの食べるもの全て初めてで、何もかもが新鮮な経験でした。
 その中でも、一番この国を知る良い体験となったのはツアーの目玉であるホームステイです。私は、農家にホームステイしました。泊まった部屋は倉庫で、収穫したもみの山が2つあり、その隣にベッドがありました。このベッドは私一人のものではなく、18歳のお兄さんと一緒に寝るとのことでした。私は内心、「こんなに暑いのに、狭いベッドに二人寝るのは勘弁してください」と思いましたが、とうとう言えませんでした。驚いたことに一緒に寝たお兄さんは、私のそばを一時も離れず、常に同じ部屋のなかで献身的に接待してくれました。私がベッドの上で緊張と暑さから汗をかいているのに気づくと、ウチワを一晩中仰いでくれましたし、トイレに行きたいと言うと一緒についてきてくれたりもしました。日本であれば、考えられないような行動ですが、彼の真心のこもったもてなしに感動しました。
 今回の旅では、バングラデシュの各方面で志高く活動しているたくさんの人に出会いました。バングラデシュを教育から変えようとしている国際エンゼル協会アジズル・バリさん。日本で経験した医療を導入している山形ダッカ友好病院のラーマン先生。バングラデシュの美空ひばりことフォリダ・パルビーンさん。バングラデシュを世界に広めようと活動しているベンガルツアーの人々。
 お会いした全ての人に共通して、自国の人々と生まれ育った自然を心から愛し、自国の発展のために精一杯努力しているのを感じました。
 バングラデシュの人々の魅力は、生きることへのエネルギーの大きさにあると思います。ここがアジアで最も貧しい国だとは思えないほど子供たちの笑顔は輝いていました。バングラデシュの親子がアクロバットのようなポーズで写っている写真を見るたびに「人と比較することなく、自分の人生の楽しさに目を向けよう!」と思います。私にとってこの旅は、一生忘れられない旅になりました。


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