201号(201406) リストに戻る

北野天満宮・復興みこし〜石巻市雄勝町立浜・春の大祭応援ボランティアに参加して〜

 5月はお祭りの季節、、、先頃は東日本大震災からの早期復興を祈って年一度、東北各県の6つの夏祭りが集結する「東北六魂祭2014山形」も山形市で開催されました。私共の入る食糧会館の目の前からスタートしたパレードは、夏恒例の単独開催の山形「花笠まつり」とはインパクトが違うのか、予想以上の県内外からの大観衆を集め、私も山形では体験したことのないような熱気で満ち溢れた催しとなりました。
 初日の開会の時間に合わせて、松島基地から僅か10分で飛来したブルーインパルスの見事な曲芸飛行は、今回の祭りを一層盛り上げてくれました。震災時に、たまたま九州地方へ向かっていたため、津波の難から助かった「奇跡の飛行部隊」の雄姿は、観衆の皆に、改めて復興への歩みを進めよう!と、後押しするような感動的な時間(瞬間)でもありました。
 また、5月10日〜11日、震災直後の瓦礫撤去などのボランティアでご縁のできた、石巻市雄勝町立浜地区の春の大祭に、2年ぶりに参加してまいりました。
 大祭当日は、大漁旗が雲一つない空に泳ぐ雄勝町立浜で、愛知県や静岡県そして遠く山口県からも、110人のボランティアが手伝いに駆けつけ、一緒に800Kgのみこしを担ぎ、復興への思いを共有いたしました。
地元の神社で行われた祭りでは、私達ボランティアのメンバーが助六寿司や焼きそばを振る舞い、地元の皆さんは国重要無形民俗文化財『雄勝法印神楽(おかつほういんかぐら)』を奉納しました。
この祭りには、被災して地区外へ移った町民の方々も集まり、久々の再会と故郷の潮の香りを楽しんでいたようでした。
 3年前の震災当日、立浜地区は津波で多くの家や船を流され、神社の境内で夜を明かした皆さんは寒さに震え、ぬれていない木材を燃やし暖をとったといいます。倉庫にあったみこしも燃やすか迷ったそうですが、600年続く春の大祭で使われてきた地元の宝を、辛うじて守ったそうです。その時期に、地区内のがれき撤去に立ち上がったのが、「掃除に学ぶ会」中部ブロックの「東日本救援隊」でした。(延べ3000人が3ヶ月にわたって毎日、地区の瓦礫片付け作業に加わりました。)自然と地元の人たちとの交流も深まり、600年続く「雄勝法印神楽」の復活に繋がりました。
 一昨年参加した時と町はほとんど変わっておらず、復興という言葉とはほど遠い状況でしたが、この伝統の祭りを通しながらでも、私共が出来る支援は、今後も続けなければならないと思った次第でした。

黒沼 範子


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