208号(201501) リストに戻る

謹賀新年

 皆様にはいかが新年をお迎えでしょうか。昨年末に行われた総選挙も、終わってみれば自民党の圧勝。閣僚の顔ぶれにもほとんど変化なく、総選挙があったこと自体、記憶も薄れる感じです。ともあれ、有権者は現状維持を望み、安倍晋三首相に引き続き政権運営を委ね、主要な政策を継続することに支持を表明したわけですので、より強固になった基盤を生かし、経済再生を最優先に、社会保障、外交・安全保障など政策課題への取り組みを、一段と加速させてもらいたいものです。(アベノミクスの成否を握る成長戦略の具体策を明示し、実践し、実績を残すこと。互いの国民感情まで悪化している中国、韓国との近隣外交の円滑化に努めてほしい。)2006年以降の短命政権の連続は、深刻な政治的空白であったと言わざるを得ないものでした。久々に現実味を帯びてきた感のある「安倍長期政権」。過去には、戦後復興期の吉田茂、高度経済成長期の岸信介池田勇人佐藤栄作、バブル期の中曽根康弘、そしてまだ記憶に残る小泉純一郎を首班とする内閣がありました。5人に共通して言えるのは、外交関係(特に、アメリカとの関係)が良好だったということと、景気が良かったからといわれます。長期安定政権の大前提ともいえる「社会」と「経済」の安定化は、今の日本の現実を直視すれば、(「長年の低迷が続く日本経済」「少子高齢化が進み年金や医療費といった社会保障費の見直し」などの)喫緊の難問や課題が山積みで、日本丸の舵取りは容易いものではないはずです。それでも、国民一人一人が、備わった「日本人の資質」に自信を持ち、(選良にも信頼を寄せて)過度の悲観論*に陥ることなく、頑張って参りましょう! 必ず日本の未来に光明はあるはずです!

*注)
 アメリカのビジネススクール(経営大学院)で、ケース・スタディーで扱われている「アフリカで靴を売る」戦略の話です。
 昔、靴屋のセールスマン二人が、アフリカに靴を売りに行きました。すると現地では誰も靴など履いていません。現地には靴を履く習慣がありませんでした。裸足で生活する人々を見て二人はとても驚いてしまいます。そして、一人は「誰も靴を履いていない、これじゃあ靴が売れるわけがない。」と諦めました。一人は「誰も靴を履いていない、こりゃあ靴が売り放題だ。」と速攻で販売を始めました。驚くほど正反対な捉え方をする二人の話。結局、靴をたくさん売ったのはもちろん「売り放題だ」と喜んで販売を始めた方です。この話、物事の捉え方なんて人それぞれで、世の中、「楽観論」「悲観論」も元は、大して違いはないという話のようです。

公認会計士 黒 沼 憲


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