218号(201511) リストに戻る

世界遺産のある街

 今年の「志ネットワーク全国会議」(上甲晃先生の主宰)は、5年にわたる大改修工事を終え蘇った姫路城をメインに10月2日〜4日の日程で姫路市で開催されました。
 JR姫路駅に降り立つと真正面に1993年、日本で初めてユネスコ世界文化遺産に登録されたという「国宝 姫路城」が天を突くように威風堂々と迫力満点でお出迎えです。
 その400年の歴史の中で、一度も戦火に見舞われることなく築城の雄姿を今なお残す「不戦・不焼の城」。その圧倒的な姿は、白い鷺が舞い立つように見えることから、別名「白鷺城」と呼ばれています。昭和の大修理から45年。「平成の修理」と呼ばれる今回の大天守保存修理工事は、かけがえのない世界文化遺産・国宝を築城時そのままの美しい姿で次の世代へ引き継ぐため、漆喰壁の塗り替えや屋根瓦の葺き直しを中心に約5年かけて行われました。(総工費24億円、関わった職人さんは延べ1万5千人ものぼるそうです。)
 ところで、姫路城は西国を統治するための重要拠点として羽柴秀吉、池田輝政、そして本多忠政が城に夢を託して拡張しながら、現在の全景が整ったのは戦乱の世が落ち着いた1617年のことだったようです。1749年には鶴岡藩主にもなった酒井忠恭(ただみず)が明治元年まで城主となっていたことを知り、一層親近感をもって大天守(5重7階建て)まで必死で登り、時空を超えた旅の気分を味わいました。
(現実に戻って、、、、)兵庫県姫路市の人口は50万人(山形市の約2倍!)、そしてこの姫路城のグランドオープン以来、観光客も4時間待ちという盛況ぶり。その街の賑わいからも活気があふれ羨ましい限りでした。どうやったら我山形も活気を取り戻せるか、県民あげて取り組まなければならないのではと、強く思ってきたところです。(山形市の新市長さん、ぜひ公約の"30万人の活気ある街づくり"のため、ご迅力願いたいものです。)
 先日の「はたごまち生き活き講座」の講師・佐藤幸子さん(古窯の創業者・大女将)も「山形にはいっぱい良いところがある、東京に出てみて改めて山形の良さに気がついた!! 地元の我々があたり前と感じることも、観光客にとれば古いところも懐かしく思い訪れて来てくれる。山形人はもっともっとPRしていきましょう!!」と話されましたが、姫路城のような観光客を呼ぶ目玉となるものはなくとも、山形には他県に誇れる「自然・食・人情」の三本柱があるではないか…!と感じながら、静かできれいな山形駅に戻りました。

黒沼 範子


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