224号(201605) リストに戻る

神域に入り鏡池清掃 〜東の奥参りの季節を迎えて〜

 先月の25日に、羽黒修験道を含む出羽三山信仰の一連の"文化"が、文化庁が選ぶ「日本遺産」に県内で初めて認定されたとのニュースを格別の感動をもって聴くことができました。と申しますのも、前日の24日(日)、出羽三山神社の「三神合祭殿」と「鏡の池」として信仰を集めてきた池の周辺を山形掃除に学ぶ会の世話人60名で、初めて掃除をさせていただいた"ご縁"があったからです。
「西の伊勢参り」「東の奥参り」と並び称され、"双方を詣でることは重要な人生儀礼のひとつ"と古くより伝えられてきましたが、近時は「西の伊勢参り」が(日本最大のイベントといわれるまでに)人気を博しているのが実情のようでした。それでもようやく県内の旅行関係者の念願が叶い、「東の奥参り」も一昨年から復活され、2年目のシーズンが29日から始まる前にと、神社関係者の方々より声掛けいただきました。
 3月中旬、下見に伺った時は鏡池の周りは雪の山でしたが、一か月経ったこの日は天気にも恵まれ"掃除日和"となりました。池そのものがご神体と考えられている鏡池に入れるのは神社の神職の方々のみ、私共は半年の積雪で水分を含んで相当に重い堆積物を運んだり、池の周りのスギの葉や枯れ枝を集める片づけ作業をさせてもらいました。
 私共も神域の掃除は初めてのことで、鏡池の柵内に入るため、掃除の前に正式参拝で浄めた後、神妙にお手伝いしたところでした。
 休憩をはさんでの約3時間、綺麗になった境内に宮司さんから「雪解け後の清掃は大変難儀で、お手伝いは有難く、恒例の行事としたい」と言っていただきました。
私共にとりましても、聖なる自然の霊気や畏怖を感じながら掃除し、斎館の美味な名物"精進料理"をいただくなど貴重な「掃除実習」でした。
 日本遺産の登録が契機となり、訪れる方が増えるものと期待される出羽三山神社エリア、掃除してお迎えできる私共にも嬉しい「出羽三山掃除に学ぶ会」となりました。

黒沼 範子


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