227号(201608) リストに戻る

経済成長著しいベトナム(ハノイ)

 先月の5日から5日間、上甲晃先生の主催される「志ネットワーク 世界から目を離すな!
第6回 ベトナム研修」に参加してまいりました。今回は日本との関連の深いASEAN諸国の中でも、経済が近年発展してきているベトナムに注目し、その現状を「現地・現場主義」で把握することを目的としてベトナムの首都ハノイを訪れました。
 志ネットワークの海外研修では、現地の日本大使館、JETORO、JICA、ベトナム進出日本企業等、現地と係りの深い方々から講話を頂けます。短期の研修であっても訪れた国・地域の深い知識と、その場・その時の生の情報を得られるため、事務所としても積極的に参加しています。
 ベトナムは正式には「ベトナム社会主義共和国」であり、旧ソビエト・中国等のような、共産党による独裁主義国家とのイメージを抱きますが、党首等のリーダーに権力が集中しておらず、より民主的?であり、他の社会主義国とは政治状況が異なります。その結果として、経済活動も活発に行われているようで、街中の雰囲気も明るく活気を感じられます。いろいろお聞きした感じでは、日本の1960〜70年代の高度成長期前夜の経済活気と状況が似ているそうです。
 経済的に発展してきているため、街中に自動車・バイクが多くみられ、この地でも多くの日本車・バイクを目にしました。少々高額であっても品質・性能の良い品を求める傾向があり、特に日本製品に対する信頼は高い模様です。自分自身は当該製品に直接関係がなくとも、海外でこのような話を見聞きすると嬉しく思います。
 ベトナムの交通事情は決して良好とは言えず、信号のある交差点で歩行者は道路を横断するのに勇気をもって渡らなければなりません。道路に信号機は設置されていますが、多くの運転者は各自の判断を尊重して運転しており、一見すると車・バイクが傍若無人に流れているように感じます。また、バイクも2人乗りどころか4人乗りも多く見かけられ、交通ルールが皆無と感じられます。
 現地の方々にお話しをお聞きすると、混沌とした中にも一定のルールがあるため事故は少ないそうです。道路を横断する際には運転者の顔を見ながら、急な動きはせずに一定のスピードで渡ると、車・バイクの方が歩行者の動きを見越して(ギリギリ)避けてくれます。また、そのような歩行者に対して運転手は嫌な顔をせず、お互いを尊重して運転しているようです。そのような環境だからこそ、4人乗り家族連れバイクも運転できるのだと思いました。振り返って日本では、道路・信号機等ハード面の整備はとても進んでいて、交通マナーも概ね良好です。しかし、全般に「車両優先」と考えられ、道路整備・運転マナーの点で歩行者等に対する配慮が欠けていると感じる場面が少なくありません。日本は経済的にはベトナムより発展していますが、道路上の歩行者等に対する配慮の面ではベトナムにやや遅れをとっているかも知れません。

公認会計士 大倉 然


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