228号(201609) リストに戻る

Cool Japan

 前半から柔道、水泳、体操のいい流れが、後半のレスリング、バドミントン、卓球にもつながり、締めは男子陸上競技の4×100リレーでの銀メダルと、日本選手団の活躍に熱狂したリオデジャネイロ五輪でした。17日間の熱戦の後の閉会式では、和服姿で壇上に上がった東京都の小池百合子知事に五輪旗が引き継がれ、「君が代」が流れる中、フィールドに大きな日の丸が現れると、中から安倍晋三首相が人気ゲーム「スーパーマリオブラザーズ」の主人公マリオに扮して登場するなど"日本と東京を紹介するセレモニー"が行われました。この時の一連のパホーマンスを海外メディアは"ニッポン・クール?"と称賛しました。(昨今の世界的な女性リーダーブーム(米国大統領有力候補のヒラリー、ドイツのメルケル首相、イギリスのメイ首相、韓国並びに台湾の首脳も)の中で、女性知事による「フラッグハンドオーバーセレモニー(五輪旗の引継ぎ式)」も、"クール"と映ったことでしょう。
 さて、皆様も、リオ大会の日本代表は、想像以上にタフで勝負強かっと感じられたと思います。ちなみに、3位決定戦があった種目では、11勝2敗、決勝では8勝4敗と、日本代表は高い勝率を残しました。そして、個々の能力では強豪海外勢に劣っても技術でその差を埋め、そして凌駕(りょうが)した象徴が陸上男子4×100リレーの戦果だったのではないでしょうか。日本に100メートル9秒台は1人もいないが、磨いてきたアンダーハンドパスでボルトを擁するジャマイカに迫り、米国には先着したのです。まさに「チーム力」のもつパワーを実感させてくれました。「バドミントン女子ダブルス」や、「体操男子団体総合」での金メダル獲得も、「チーム力」がいかに大きな総合力を生み出すか証明しました。個々の構成員のたゆまぬ努力をベースに、互いに支え合い、励まし合い、信頼感を高め、チームのために何をすればよいかを常に考えて闘うことによって、より強固なものにしていく…そんなリオでの日本選手団のパフォーマンスが、"ニッポン・クール?"と称賛されたのではないでしょうか。橋本団長も講評で「JOC強化本部としては、『人間力なくして競技力向上なし』を掲げ、なぜ私たちがスポーツをするのか、オリンピックを目指すのかを選手が明確に意識させる人間教育にも力を入れていく」と述べていました。各種競技の熱戦を観ながら、常に指摘される海外勢とのフィジカルの差は容易には埋まらないだろうが、"日本独自の戦術、技術の確立こそが、4年後のTOKYOへ表彰台への道しるべ"と確信したリオ五輪でした。

公認会計士 黒 沼  憲


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