118号(200707) リストに戻る

山形産さくらんぼ

 この時期の山形県内は、どうしてもさくらんぼ関連の話題が多くなります。
 今年の作柄は昨年の6〜7割でしたが、値段は昨年並みとか。お味は大変結構でした。
 さて、今年初めて贈った知人から、次のような「山形さくらんぼ」賞賛の言葉をいただきました。「…勉強不足ではなはだ恐縮ですが、佐藤錦なるものがどのようなものなのか全く知りませんでした。…いつもアメリカ産の黒いサクランボしか食べてないものにとっては、まるで違う味なのでびっくりいたしました。…これではサクランボ泥棒が出没するのもわかるような気がいたします。…」
 ところで、日本のさくらんぼ栽培の技術が進み、今や北海道などでも、見た目は山形産のものと見間違えるほどに立派なものが採れるそうですが、食べてみると酸っぱく、県産の比ではないそうです。(全国を駆け回っておられる、さくらんぼ王国東根市のIG工業の副社長さんの話)続いて、日本一のりんごの産地の朝日町の後藤商店の社長さんからお聞きした「さくらんぼ」玄人情報です。「…高級さくらんぼの上客は、お隣宮城県のお客さんなんです。…宮城ナンバーの観光バスが停まってくれると、心も躍ります。…但し、お隣でも新潟県のお客さんの場合は、そうは行きません。…新潟県は海の幸・山の幸がふんだんに採れる為か、手間と時間がかかる高級さくらんぼには目もくれず、それなりにおいしく安価なものだけを買っていかれるそうです。…実際、山形市内の中央市場においても、真っ赤な大粒のさくらんぼから見れば見劣りする"黄色いさくらんぼ"の買い付け人は、新潟に近い地区の業者だったりするんですよ。…」
 この季節、我が山形県は「さくらんぼ」の話題に事欠きません。
 東根市のさくらんぼマラソンには、今年は全国から6千人を超えるランナーが全国各地より集いました。
 お互いにさくらんぼの「日本一」(出荷高だったり、作付面積だったり…)を宣言している寒河江市と東根市では、さくらんぼの種飛ばし大会も行われました。
 さくらんぼ一色の県内ですが、全国区に目を転じますと、楽しくない話題の多いこの頃です。年金記録問題・NOVAの虚偽勧誘問題・コムスンの不正申請問題・保険金の不払問題・ミート社の食肉偽装問題等など枚挙に暇がありませんが、これらの不祥事に共通するのは、「無責任」「倫理観の欠如」です。特に、ミート社の問題は、民間の中小企業であるため、(社会保険庁などの親方日の丸と違って)不祥事は必ず身を滅ぼすと思っていましたが、「食肉偽装」(豚鶏肉混合ミンチを牛肉100%と偽った)から始まり「賞味期限レッテルの常習的改ざん」、挙句の果ての「雨水による冷凍食肉の解凍」に至っては、もはや食品会社と名乗れる存在ではありません。(事件発覚の初期には、私自身「牛肉100%のコロッケより牛豚合い挽きの方が、実はうまいのになあ…」と、一瞬同情もしましたが…)
 さて、今月5日から中国のチベットに行ってまいります。上甲晃先生が主宰される「志ネットワーク」の中国理解講座の7回目の中国現地視察旅行です。今回は、昨年7月に開通した「青蔵鉄道」で行くチベットの旅です。世界で最も高い場所(標高4500メートル以上)を走る寝台列車での28時間の汽車の旅。来月のこの欄で、ご報告いたします。

平成19年7月3日
公認会計士 黒沼 憲


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