120号(200709) リストに戻る

継続は力なり 〜事務所通信・向日葵発刊10周年に当たり〜

 残暑お見舞い申し上げます。先月は記録的な猛暑が連日続き、1933年7月に山形市で記録された40.8℃のこれまでの最高気温も、74年ぶりに岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市に日本一の座を譲ることになりました。山形の夏を象徴するかのような"山形40.8℃"の文字は、ようやく退役となりました。少し寂しい気がします。それにしても、よくぞ永い間記録を保持したものだと感心しております。歴代第3位となっても、山形名物"暑い夏"は、冷えた尾花沢スイカがこたえられないほどに暑く燃え続けることでしょう。ちなみに、世界各地の最高気温は、イスラエル53.9℃(アジア記録)、リビア57.7℃(アフリカ記録)スペイン50.0℃(ヨーロッパ記録)カリフォルニア死の谷56.7℃(北米記録)となっており、上には上があるようです。
 さて、安部改造内閣が発足してわずか7日目に、遠藤農水相は自らトップを務める農業共済組合をめぐる補助金不正受給問題で早々と辞任しました。山形県民の"おらが大臣"誕生の祝賀ムードも一変してしまいました。このところ「政治とカネ」をめぐる政府・与党への世論は厳しさを増していますが、(過激なマスコミ報道の姿勢は問題なくもないようですが)これを"風が変わった"、"国民の関心が高まった""時代の変化"を真摯に受け止めないと大変な結果になるということでしょうか…。
 遅ればせながら、斉藤山形県知事は農相の引責辞任した農業共済組合による補助金不正受給問題に関して、県職員の処分も念頭に徹底調査する構えのようである。同様に世論の変化に的確に対応しようとしている舛添厚生労働大臣の挙動も、なぜか清々しく見えてきます。参議院の議員宿舎の建替えのため都内では稀有な(貴重な)森林を伐採する計画に、断固反対している石原都知事の毅然とした対応も、先を読める政治家の英断と思えてくるのです。
 さて、皆様にお届けいたしております『事務所通信・向日葵だより』は、おかげ様を持ちまして今月の120号で創刊10周年を迎えることができました。担当職員の熱意と努力に感謝したいと思います。(担当はクライアントリレーションチームとなっております。)
 名言であります「継続は力なり」の教えに副って、私どもの事務所では「事務所通信」の毎月10日発信や、「経営計画書作成セミナー」の毎月の開催(これまで95回開催、延べ463社のご参加)そして日本を美しくする会の「山形掃除に学ぶ会」開催(これまで53回開催、延べ約9,000名のご参加)のお手伝いなど、毎回新たな気持ちで継続させていただいております。今後ともご期待ください…。
 尚、事務所創業以来お世話になってまいりました食糧会館は、再来年春の竣工予定で建替え工事が始まりますので、この間、比較的近い山形銀行旧市北支店(現在ATMなどの機械化店舗)に引越いたします。皆様には何かとご不便をおかけいたしますが、ご理解くださいますようよろしくお願いいたします。

平成19年9月10日
公認会計士 黒沼 憲

【長年お世話になった食糧会館】

1歳の王様と、60歳の黒沼畜産と、30歳の私

黒沼畜産 株式会社
代表取締役 黒沼 望

 私が好きな言葉に『強い種が生き残るのではない、賢い種が生き残るのでもない、変化する種だけが生き残るのだ』という進化論で有名な、ダーウィンの言葉があります。仕事でのチャレンジや、意思決定で足がすくむ時、この言葉は、私の背中を押してくれます。
 一年前の今頃、私は「王様の焼肉くろぬま」の2006年10月7日オープンに向け、大詰めの準備をしていました。「王様の焼肉くろぬま」は、それまで黒沼畜産で経営していた、焼肉店を、リニューアルする形で、私と二人の仲間(東京の某有名イタリアンレストランで、サービスの腕を磨いた小関淳さん、東京の某大手広告代理店で、マーケティングを学んだ齊藤弘さん)とで協力してはじめた、三人の共同経営のお店です。
 リニューアルするにあたり、お店を様々な視点から見たとき、これからの「王様の焼肉くろぬま」が目指す姿が見えたと思います。 今のお客様がどういう手段でお店を知るのか、どうしたら来店していただけるのか、どういうサービスを望んでいるのか、など焼肉を食べるシチュエーションを真剣に考えました。お客様が覚えやすいことを一番に考え、名前を「王様の焼肉」とパワフルでユニークなものに変え、内装も和風でありながらモダンな雰囲気にし、家族でも恋人とでも、使いやすいお店にしようと工夫しました。王様を(お客様)おもてなしするサービスや、お金をかけずにコマーシャルする事、など数多くの変化や、チャレンジをすることができた、と思います。
 そんな中、オープン前の、ポスティングをする最中で感じた「くろぬま」に対する、信頼や、温かな応援。私にとってそれは、驚きであり、とてもうれしい体験でした。
 ですから「くろぬまのおいしいお肉を焼肉で食べる店」という、本質は変えていませんし、変わってはいけないことだと思います。おかげさまで「王様の焼肉くろぬま」は順調な滑り出しができ、間もなく一周年を迎えます。
 今年五月、急逝した父のあとを継ぎ、私は黒沼畜産の代表取締役に就任いたしました。来年六十周年を迎える黒沼畜産。私は、あのポスティングの時感じた思いを、大切にしたいです。そのためには、時代とともに変化するニーズを読み取る力を養い、チャレンジし続ける会社にしたいと考えています。
 最後に、新体制になった黒沼畜産の、新しいロゴマークと、そのマークに込めた想いを。

ロゴマークによせて
牛と日の丸をモチーフに「!」が表されています。
「!」に込めた意味は、「お客様のうれしい驚き」です。
当店を利用してくださったお客様が「おいしかった!」「こんなサービスがうれしかった!」「進物が喜ばれた!」などうれしい驚きがあふれるお店にしたい。
そんな想いが込められています。
そして、よく見ると牛の頭は、空を見上げ、手を広げ何かを掴もうとする人の姿にも見えます。
それはここで働く私たちです。このマークのように胸を張って、いきいきと、栄えある未来を共に掴む。
そんな人がいっぱいの企業にしたいのです。お客様と働く私たちに愛されるロゴマークになることを祈って。


☆おかげさまで10周年☆

 向日葵だよりは今月号で創刊から10年を迎えました。お客様に役立てていただけるよう、さまざまな変化や工夫を重ねてまいりました。創刊号からのあゆみをここで振り返ってみたいと思います。

1997.10. 創刊号
発 行
お客様に事務所のことをもっと知ってもらいたい!との思いから始まりました。最初の記事は「特別地方消費税の廃止」でした。A4サイズ1枚にワープロ打ちで、黒沼公認会計士・税理士のコメントは手書きで掲載していました。当時はFAXでの送信でした。
1998.12. 第15号 初めて経営計画書作成セミナーの様子を掲載しました。
2002.05. 第56号 これまでの「事務所通信」から「向日葵だより」に名称を変更しました。
2004.07. 第82号 事務所訪問にいらっしゃった高橋税務経営事務所の高橋所長様より「せっかくきれいな原稿をFAXではもったいない」とのお言葉をいただき、カラー原稿をメール便でお送りするようになりました。
2005.12. 第99号 第1回 後継者育成セミナー開催の様子を御紹介しました。
2006.12. 第111号 第2回 後継者育成セミナー開催の様子を御紹介しました。
2007.02. 第113号 "人を生かす"と題し、月刊誌「致知」に掲載されたある少年と担任の先生との「縁」を紹介。大きな反響をいただきました。

お客様との共同制作の歴史

2004.06. 第81号 株式会社大善 社長様より
「『経営方針書作成セミナー』第1号卒業生として」
(第82号と二回にわたりご執筆いただきました)
2004.09. 第84号 有限会社河鹿荘 社長様より
「魅力ある地域・町づくりとは!?」
(第85号では「感謝」と題し二回にわたりご執筆いただきました)
2005.04. 第91号 株式会社ユニカ技研 社長様より
「"小さな世界一企業"を目指して」
2005.05. 第92号 王将グループ総女将 渋谷様より
「おもてなしの心を大切に」
2005.06. 第93号 こうじや孫兵衛商店 安孫子様より
「家族全員で『ホップ・ステップ・ジャンプ』」
2005.07. 第94号 セブン-イレブン寒河江日田店 店長様より
「同 上」
2005.08. 第95号 YBSサービス株式会社 佐藤様より
「毎日が挑戦」
2005.09. 第96号 有限会社ケイデン 社長様より
「変化をどう楽しむか!」
2005.10. 第97号 株式会社リプライ 社長様より
「障害者と共に職場づくり」
2006.07. 第106号 株式会社多田商店 片桐様より
「バングラデシュスタディツアーに参加して」
2007.08. 第119号 ひまわり温泉ゆらら 館長様より
「元気な挨拶・明るい笑顔」
2007.09. 第120号 黒沼畜産株式会社 社長様より
「1歳の王様と、60歳の黒沼畜産と、30歳の私」

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