128号(200805) リストに戻る

掃除に学ぶ台湾の大社長 〜統一超商グループ徐重仁社長〜

 昨年に引き続き、4月24日から3日間の日程で、「台湾掃除に学ぶ会リーダー研修」に参加してまいりました。(私共の会計事務所は一年で最も多忙な時期でしたが、皆なの熱い後押しに甘んじて、高橋和子さんと共に、出掛けてきました)
 「台湾掃除に学ぶ会」はセブンイレブン(4,760店舗)、スターバックス(164店舗)、それにコスメッドドラック(160店舗)、それにクロネコヤマト・イエローハット店といった数多くの小売流通事業を台湾で展開しておられる、「統一超商股分有限公司」の徐重仁社長が、ご自分の企業に掃除を取り入れることから、台湾全土で広まりを見せております。
 昨年の世界大会も、15,000人(日本からの参加500人)で開催され、台湾でも企業の中から始まったトイレ掃除の輪は、学生ボランティアの活動にと拡大しているようでした。
 今回のリーダー研修の会場は、台湾全土のセブンイレブン店舗の物流システムの中心センターとなる文化物流センターでした。物流センター社長のご説明によりますと、台湾セブンイレブンにはこのほかに、
 1.常温物流センター(毎日配送)
 2.生鮮・パン物流センター(毎日2回配送)
 3. 低温物流センター(随時)
があるとのことでした。
 私達がリーダー研修に使わせて頂いた文化物流センターは、きれいに磨き抜かれ、広々と片づかれた作業場で、入荷・検品・配送・返品処理がすすめられていました。5Sの徹底に加えて、「掃除から学ぶ凡事徹底ときめ細かさ」が随所に感じられました。

常温物流センター 文化物流センター

 リーダー研修の後、私共は統一超商グループの本社11階の特別室に招かれ、徐社長ご夫妻とも親しく懇談させていただく機会に恵まれました。そして徐社長の奥様をご紹介いただきましたが、なんと私の班で一緒に黙々とトイレを磨いていた方でした。ご夫妻は共に早稲田大学大学院で学ばれた親日家です。
 せっかくの機会でしたので徐社長に、私共以上に掃除に深くこだわる理由をお尋ねいたしましたところ、やはりイエローハット事業の展開の発端となった鍵山相談役との運命的な邂逅があったとのことでした。
 『六年前に台湾で鍵山相談役夫妻にお会いしたとき、「ご趣味は何ですか」とお聞きしたら……「便所掃除です」と言われたのでとても不思議でしたが……これは台湾にとっても必要……台湾で掃除の活動を広げられたら、きっと社会のためになると思いました……そしてご講演をお願いしたら、トイレ掃除のことでした……そこで台湾でも会を作ろうと決意したのです……トイレ掃除は環境に良いだけではなく、古い機械でもメンテナンスをしっかりやれば、長持ちするというお話を聞いて、これは企業の経営にも役立つと思いました。
 台湾では学歴が重要視されています。でも、私は学歴よりも、礼儀正しさを教える家庭のしつけ教育が非常に大事だと強調しています。子供と一緒に良い活動をやるところが一番良いと思います。』
と丁寧にしかも謙虚にお答えくださいました。
 今回も学びの多い「台湾掃除に学ぶ会リーダー研修の旅」となりました。

日本を美しくする会 田中会長(左)
統一超商 徐社長(右)と

平成20年5月10日
黒沼 範子


リストに戻る

黒沼共同会計事務所 HOMEへ
© Kuronuma Accounting Office Tax Co. 2015 All rights reserved. プライバシーポリシー
免責事項・著作権
− 税理士法人 黒沼共同会計事務所 −
〒990-0047 山形市旅篭町3-1-4 食糧会館3F
山形掃除に学ぶ会