149号(201002) リストに戻る

便教会〜in羽黒高校

〜東北で初めての「便教会」を開催〜

 昨年11月、山形掃除に学ぶ会山形五中大会に参加された羽黒高校の佐藤崇之先生から「子供達のために役立つ教師になりたいので、少しお手伝いいただけませんか……」「我々教師は、入学してきた生徒達としっかり付き合い、そして磨いてやることだ…」とトイレ掃除に生徒指導を重ねられた、熱い想いのメールをいただいたのがご縁となり、今回の「ミニ便教会」の開催になりました。便教会とは愛知県の高野修滋先生が平成13年に始められた"教師の教師による教師のためのトイレ掃除に学ぶ会"です。
 さて、当日の1月30日(土)、私たち山形掃除に学ぶ会のメンバー7名は掃除道具を積んだ2台の車に分乗し、雪のちらつく月山道路を越え、羽黒町の大鳥居をくぐって間もなくのところにある、羽黒高等学校に勇躍と向かったのでした。
 省みますと、私が山形掃除に学ぶ会に関わって13年が経ちますが、初めは奇妙な団体と思われたようですが、最近は大分理解をいただけるようになり、多くの方々から正しく認知されています。
 一昨年からは山形県警察学校の初任科研修で、若い警察官の皆さんにトイレ掃除の体験をしていただけることにもなり(今年も4月25日(日)実施予定)、次はぜひ教育現場でのトイレ掃除=「掃除を通して生徒たちの心も育てる」実践教育に期待していたところでしたので、「掃除に学ぶ会」活動のステップアップと新たな発展のため期待を込めて、この度の先生4名、生徒3名と私共山形・鶴岡掃除に学ぶ会メンバー12名のミニ大会の支援に当たらせていただきました。

*当日、便教会世話人の高野先生から激励のメッセージが寄せられました。

 「第一回山形便教会おめでとうございます。佐藤崇之先生の高い志が形になり、大変嬉しいです。すべてのことは一人の想いから始まります。佐藤先生の体の中から湧き上がってくる沸々とした想いが山形便教会を支え、その実践、継続の中に教師としての資質向上の糧が隠されています。下座に下りて初めて、教師としてのあり方、進む道が見えてきます。「方法論や技術や手法ではない、ただ身を低くして実践あるのみ」。これが便教会の原点です。教師が変われば生徒は変わり、生徒が変われば学校が変わります。温かき心、掃除道が東北の地に広がっていくことを心よりお祈りしています。」

*翌日、佐藤崇之先生から早速感想をいただきました。

 「最近の日本では、「元気がない」「どこかがおかしい」ということがよく言われます。そして、子ども達も「昔と変わった」「礼儀を知らない」「やる気がない」と言われています。家庭での教育、地域での教育がうまくいっていないなか、学校の先生が子ども達にしてあげられることがたくさんあるはずです。そのためにも教師は常に謙虚でなくてはなりませんし、子ども達とかかわり続けなくてはなりません。そのためにトイレ掃除から学ぶことがたくさんあります。県内に子ども達のことを本気で考えている先生がたくさんいるはずです。そのような先生方といつか一緒に便教会をする日を夢みて毎月こつこつと続けていきたいと思います。参加した生徒に感想を聞いてみたところ、「最初は嫌だったが、一旦作業を始めるともっと綺麗にしたい、という気持ちのほうが強くなった。大切なのは(やる気)という事に気がつきました。私は運動部ですが自分の競技・人生にもつながる大切な活動でした。また参加したいと思います。」と言ってくれました。
 まずは第一歩を踏み出したところですが、『すべては子ども達のために』ということを忘れず、謙虚に、感謝の気持ちを持って山形便教会を育てていきたいと思います。」

 日頃から私共は「小さく始めて大きく育てる」ということを鍵山相談役の教えとして行動してきました。山形便教会と共に、地道に歩んで参りたいと思います。

平成22年2月10日
黒沼 範子


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