158号(201011) リストに戻る

「坂の上の雲」再び

 今月の6日、7日にかけ、山形市内において"小さな"二つの全国大会がありました。
 一つは、NPO法人「おやじ日本」(本部東京都)の8回目の全国大会で、昨年4月に発足したばかりの「おやじ日本山形」(和田英光代表世話人)が開催したものです。山形支部の会員数は、私共事務所の全員を入れても70名弱の小勢ですが、「山形掃除に学ぶ会」は日本一と評価いただけるようになった経緯もあり、同様に熱い気持ちで張り切っています。
 「おやじ日本」は、前の東京都副知事で警察官僚OBの竹花豊理事長の下、インターネットや携帯電話の情報が飛び交う現代社会の弊害などから子供を守ろうと、会員がそれぞれの立場で、一歩踏み込んだ取り組み方で様々な活動を展開しています。
 理事長の竹花さんは、広島県警本部長時代には暴走族グループと一緒にトイレ掃除をやった伝説の元官僚(石原都知事の下でも副知事として活躍された)ですが、広島時代の直属部下に堀金雅男前山形県警本部長がおられたご縁もあり、全国でも早い時期の「おやじ日本山形」の立ち上げとなりました。
 当日は、相田みつを美術館館長の相田一人さんのすばらしい記念講演があり、250名を超える参加された方々は、相田みつをワールドの魅力を十分堪能することができました。(11月13日AM7:30からのYTS「提言の広場」でも放映されます。)
 二日目の大会は、認定NPO法人「日本を美しくする会」の「山形掃除に学ぶ会(冨田浩志代表世話人)平成22年度年次大会」で、山形工業高校をお借りしてトイレ掃除の実践をする実習大会でした。山形のお掃除の会も、今回で75回を数え、全国でも別格と評価されるまでになりましたが、近時の活動で特筆すべき点は、会場提供の学校を探すことが容易になったったこと、学校関係者(先生方や生徒さんと保護者)の積極参加が見られるようになったことです。
 また、堀金前本部長自身がお掃除の実践者であったことで、県警本部庁舎内の掃除の徹底に収まらず、山形県警察学校のカリキュラムに加えられるなど、幅広く県民各層に理解されるようになっております。
 この二つの会は、活動の展開法こそ異なりますが、大人(おやじ)が真っ先にしっかりした意識と気概を持って、子供たち(将来の日本を担う)を温かく見守って行こうとの考え方から、実践活動を行っているものです。改めまして、ご賛同いただける皆様の積極参加を期待いたしております。
 さて、上甲晃先生の「中国理解講座」に10年間参加してきたこともあり、「中国」と「中国人」については人並みに理解していると自任していましたが、昨今のこじれた両国関係の影響もあり、私ですら"厄介な隣人"と思ってしまいます。「...事実は問題ではなく、彼らの主張することが事実であって、動機が善なら、結果に拘わらずその行為は讃えられ、動機が悪なら、結果如何に拘わらず評価されないという、誤った「儒教」の解釈が根底にある...」と識者は語っています。
 それにしましても、今回の事件で民主党菅政権の"ドタバタ、場当たり的"の外交無策ぶりが、図らずも露呈してしまいましたが、中国の民主活動家、劉暁波氏のノーベル賞受賞に関し、平和賞委員会事務局のあるノルウェーも、閣僚協議を中止するなどの報復措置を受けましたが、"小国の"ノルウェ―は、毅然として圧力をはねのけたことは皆様も御承知のとおりです。(間もなくNHKで放送が再開される)「坂の上の雲」にみられる"世界が驚愕した日露戦争前夜の偉大な日本人と国家"を彷彿とさせるようなノルウェーの対応に、「政治・外交判断」はかくあるべしと(羨ましくも)理解した次第でした。

平成22年11月10日
公認会計士 黒 沼  憲


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