193号(201310) リストに戻る

世界から目を離すな!「ロンドンセミナー」に参加して

 志ネットワークの主宰者である上甲晃先生の"ロンドンセミナー"に出席のため、9月5日から16日までイギリス(北アイルランドとロンドンを中心に)へ行って参りました。
 上甲先生より「環境が厳しくなればなるほど、人は内向きの考え方に陥っていく。そして益々、じり貧になっていくのは、世の常だ。厳しい時ほど、目を外に向けて、気宇壮大なる思いを持つことが必要! と始めた"シリーズ企画・世界から目を離すな!"第三弾のロンドンセミナー」のお誘いがあったためでした。
 今年は、日英交流400周年(1613年の夏、東インド会社のクローヴ号が長崎・平戸に来航)、長州ファイブ渡英150周年(長州藩の伊藤俊輔(博文)・井上聞多(馨)など、後に近代日本の確立に貢献することとなる密航5人組若衆がロンドン大学に留学)、加えて昨年はタイタニック号完成100周年にあたるため、ネットワーク会員30余名の熱心な参加がありました。
 緊迫するシリア情勢の動向や、2020年東京オリンピックの招致なるか...気をもみながら成田出国となったのでしたが、帰国時は、米国などの軍事攻撃は延期、東京は"お・も・て・な・し"で招致に成功するなど、一転して明るい雰囲気が感じられました。
 本講座の開催より先の9月5日から先行の「北アイルランドの旅」も満喫できるものでした。今年の6月、G8サミットが開催されたことでも記憶に新しい都市ベルファスト。昨年は処女航海から100年という節目の年であったこともあり、タイタニック号の故郷は再び注目されていました。また、通りを歩くと、1960年代から30年以上も続いた、「北アイルランド紛争」(イギリスへの帰属をめぐり、プロテスタント系の住民と、カトリック系の住民が激しく対立。双方の武装組織によるテロが頻発し、犠牲者は3,400人以上にも上ったといわれます)の名残りなのか、政治的な意味合いをもった壁画が街中に散見され、重苦しい気分になりました。それでも、サミット開催をきっかけに、イギリス政府は治安の改善と社会の安定をアピールし、国内外からの投資を呼び込もうと必死のようでした。北東部の海岸線の美しさはアイルランド随一といわれ観光名所が多く、総じて、思い出に残るツアーでした。
 さて、本番のロンドン市を中心にした今年の「ロンドンセミナー」により、国際政治経済での"地盤沈下"と思い込んでいた私の英国観は、根底から払拭くされることとなりました。
 米国との特別のつながりやアフリカ旧植民地や英連邦54カ国への影響力は依然として強く、まさに「成熟した国家」といえるものでした。(「言語を通じた影響力」、「国際世論形成力の強いメディア」、「国際的に影響力のあるシンクタンク」などは、揺るぎない存在感を世界に示すものである。)
 なお、今回のセミナーには、山形から期待の若手経営者である冨田和司君も参加された。
 ロンドン大学留学経験のある彼の持てるタレント(特に、卓越した英語力とフットワークの良さ)は、最終日に遭ったホテル内での深刻な盗難事件でもフルに発揮され、災難にあった会員はもとより、全国各地から参加されたネットワーク会員に大きな感銘を与えたのでした。

平成25年10月10日
公認会計士 黒 沼  憲


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