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復興特別所得税が平成25年から登場

長いお付き合い(復興支援)です

ポイント

復興特別所得税は国税のみで住民税には影響ありません。
復興特別所得税は、平成25年〜平成49年の実に25年間適用されます。
合計税率は所得税の102.1% 通常の所得税と区別せず合算で徴収・納付します。
源泉税すべてに適用されるので対象が広いです。うっかり間違わないようご注意。

なお、国税庁から手引きとQ&Aが公表され、ホームページに掲載されています。

解説

(1)  復興特別所得税は、平成25年1月1日支払分から課税になり、実に25年間、平成49年12月31日まで続きます。個人への負担を短期間に課すことを避けるためですが、その分長期に亘ることになりました。また適用範囲が広いので早めに準備し、うっかりミスが出ないよう慣れておく必要があると思われます。
 給与では平成25年1月支払分から適用になります。 平成24年12月分給与を翌1月5日に支払う場合は、復興特別所得税を含む新しい税額表で計算し、徴収する必要があります。

 平成24年分の年末調整は現在の税率で行い、25年1月支給の給与からは新しい税率で計算する必要があるので、給与ソフトの税率の更新のタイミング等、十分ご注意ください。(年末に確認させていただきます)

(2)  復興特別所得税は、源泉徴収義務者(会社・事業主等)が、所得税と併せて源泉徴収することになります。また、給与等の支給月の翌月10日までに、源泉所得税と合算で、1枚の納付書により納付します。納期の特例も対象になります。
 つまり、通常は常に合算で取り扱う事になります。
(3)  所得税と復興特別税の合計税率は、所得税率×102.1% となります。
所得税率(%) 5 7 10 15 16 18 20
合計税率(%)
(所得税率*102.1%)
5.105 7.147 10.21 15.315 16.336 18.378 20.42

【計算例1】  配当金を1,000,000円支払った場合(所得税率20%)

・ 現在 1,000,000円 × 20%  = 200,000円
・ H25以降 1,000,000円 × 20.42%= 204,200円

【計算例2】  報酬を888,888円支払った場合(所得税率10%)

・ 現在 888,888円 × 10%  = 88,888円
・ H25以降 888,888円 × 10.21%= 90,755.4円
 (1円未満切り捨て) ⇒ 90,755円

 もし手取り額を800,000円にするのであれば、税込み総額は

800,000円 ÷ (1-10.21%) = 890,967円

 と計算することになります。

 このように毎月の源泉徴収実務に重要な影響が出ますので、予め準備・確認が必要です。
 事務所では平成25年を前に再度ご案内と確認をさせていただく予定です。


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