上山市立北中学校(上山市立北中学校 校長 佐藤紀之先生)
実行委員長:PTA会長 古頭 寛之
上山北中学校の佐藤紀之校長先生には、以前よりこの会に何度も参加くださり様々にご協力をいただいておりました。いずれ自分の学校で開催したい!と思ってくださっていた・・・ということで、いわば念願の大会となりました。学校からは生徒会や部活動ごと、保護者の方などを含め約70名の参加をいただきました。今回はPTA会長の古頭様より実行委員長をしていただいたのですが、最後の世話人のミーティングのときのご挨拶で、「準備8割、と言いますがまさにその通りで、準備の段取りや皆さんの行動がすばらしかったです。常に心磨きをしている、このような皆さんがやっている会だからこそ、スムーズに会が運営され、感動を生むことができるのだということがよくわかりました。」というお言葉をいただきました。朝の準備からとても積極的に手伝っていただき、お掃除にも参加されてそう感じてくださったのだと思います。初めて参加された方からこのようなお話いただけるのは本当に嬉しいことだなぁ・・・と感じました。
佐藤紀之校長先生からも、翌日すぐにお電話をいただき、「何名かの参加できなかった子供たちが、キレイになったトイレをみてびっくりしていた。みんなに伝えていきたい。」とお話くださり、何か伝わるものがあったのなら大変嬉しいことだと思います。
第90回の節目と今年最後の大会としてふさわしい大会となり、来年に向けて励みとなりました。
東根職業訓練校
実行委員長:竹村 一
初秋の穏やかな週末の一日、東根職業訓練校をお借りして行いました。
?おーばんの社員研修としては2回目の開催です。前回は南尾花沢店で、全社をあげて店内5S+クリーンネスを重点とする取り組みを継続するなか、結果社員教育を行う上で、主旨に添った良い研修であると評価を頂き、今回も開催の運びとなりました。
社員研修という事もあり、研修らしい内容にしなくてはと試行錯誤しましたが、掃除の会としての主旨は変わりません。
会場はトイレ自体が少なく、1階男女2箇所、2階男女2箇所のみだった為、出入り口や
フロアー、階段やその周辺のガラス磨きを含め全員が気持ちの良い汗を流し、感想発
表ではそれぞれが、「自分にプラスの良い体験」が出来たと、掃除を通しての具体的な効果を体験、学んで頂けたと思います。最後の店長のご挨拶では、「今日の体験を忘ず、さくらんぼ東根店が全店舗の中で掃除が行き届き、一番ぴかぴかで綺麗な店だと言われるよう頑張りましょう」とお話されたのが印象的でした。これからおーばん全体で競い合い、全てのお店が綺麗で地域のお客様に支持され、愛されるお店になって頂きたいと強く思い、徹底継続していただきたいと思います。
中山町立中山中学校(中山町立中山中学校 校長 大場光祐先生)
実行委員長:中山町町議会議員 堀川政美
今回の年次大会は初めて地域とのコラボレーションという形での実現となりました。開催地である中山町では、平成13年に「きれいな中山町の環境づくり条例」が制定され「豊かで美しい自然と人との共生を願い住みよい生活環境と自然空間を守り育て、未来の世代がこの恵を充分受けられるよう、ごみの無いきれいな環境づくり」を目的に揚げ、その強化のため社会福祉協議会では年4回の町民ボランティアにる清掃活動を実施しているとのことです。当日も早朝6時より65名の皆様が街頭清掃を行い、年次大会にも社会福祉協議会の方をはじめ役場や教育委員会・商工会の方など多数ご参加いただきました。また、県外からも沢山の皆様に参加していただき、前日の鷹匠 松原さんの講演会・交流会とともに楽しい時間を過ごさせていただきました。お掃除の日は、皆さんと爽やかな汗を流した後、「芋煮発祥の地中山町」の芋煮をいただき今年の年次大会を無事終了いたしました。
山形県警察学校及び寮
昨年、震災のため中止となった警察学校大会ですが、今年は学校と寮のトイレをお借りして開催することができました。普段みることのできない学校や寮を見せていただくことができ、貴重な体験となりました。
生徒さんのキビキビとした行動や挨拶も素晴らしかったのですが、最後に荷物を運ぼうとしたら、数名の方がすばやく駆け寄ってきて「持ちます!どちらに運べばいいですか?」と聞いてくださいました。また、道具をトラックに積むときも手伝って下さっていました。こういった行動がすぐにできることがやはり警察官としてこの学校で学んだ成果なのではないかと感じました。ずっとこの気持ちを持ち続けていただき私達の安全を守る警察官となっていただきたいと思います。
大石田町立大石田中学校+公衆トイレ(大石田中学校 横尾直人先生)
実行委員長:大石田中学校3年 西村優花さん
この度の大会は、学校側から、「夏休み中に生徒会のボランティア活動としてやりたい」とのお電話を頂き、急遽開催となりました。大石田中の生徒さんは常日頃からボランティア活動に大変力を入れており、町の公衆トイレがとても汚いのでなんとかしたい・・・と思っていたそうです。そこで、先生に相談したところ、2010年の東根市立第一中学校大会に参加された先生がいらっしゃり、それならばこういう会があるから相談してみよう、ということでお電話をいただいたとのことです。生徒さんから出たお話、ということで、その想いに答えたいと思いお受けしました。実際に学校に行ってみると「気づき、考え、行動する」というスローガンが掲げてあり、まさにそのままそれを実行されている学校でした。開会式や閉会式の進行も生徒さんが行いましたが、とてもキビキビと進められ、実際の掃除もみなさん真剣に取り組み、こちらで言ったことを素直に聞いて、すぐ行動に移してくださいました。中学生だけの大会はいつもより大変なのでは・・・と思っていましたが、スムーズに楽しく行わせていただきました。生徒さんも先生方も、学校や大石田町が大好きで良くして行きたい!という気持ちが伝わってきました。
暑い暑い一日ではありましたが、終わった後はとても清々しく爽やかな気持ちになりました。
株式会社 ユニカ技研 社内トイレ(代表取締役社長 菅原高雄)
実行委員長:代表取締役社長 菅原高雄
盛夏の中、肌寒いほどに涼かったいち日。株式会社ユニカ技研さんのトイレ掃除をするべくお邪魔いたしました。
掃除開始は8時からと決めておりましたので、7時30分には着きたいものだと早めに
行動をしたつもりですが、我々の到着が最後でした。時間より30分早く集合しても、他の皆さんがもっと早くいらっしゃるので焦ってしまう…というこの感じはこの掃除の会以外では、中々味わえないのではないでしょうか?
働き盛りの男性ばかりですから磨く力は相当な筈ですが、汚れも然るもので中々落ちてくれません。時間との戦いの中で、「品質第一」か「納期第一」かという話になりました。
つまり、「白さの追求」か「時間を守る」かと言い換えが出来ます。これまで掃除に学ぶ会では、色々な事を例えにしてきましたが、この言い換えはナルホド!と心から腑に落ちました。
参加した26名の心の中に、それぞれ灯火がひとつ燈ったのは間違いないと仄々した半日を過ごしました。
上山市立南小学校(上山市立南小学校 校長 山口 誠先生)
実行委員長:鈴木 尚
「これが小学校?」と驚くようなレンガ風造りの立派な学校でしたが、築33年とのことで、老朽化はだいぶ進んでおり、トイレも古い汚れがあり磨きがいのあるところが多かったようです。体験発表では、
・様々なものを大切に使うことや次の人を思いやる気持ちが大切だということを学ばせてもらった(保護者の方)
・毎日見ているとどうしても鈍感になってしまうが、磨くことにより本来の姿となったトイレ見て子供たちにもそういう気持ちで接したいと思った(教員の方)
・ 1つのことをやり遂げることで達成感が得られた(一般参加の方)
など、すばらしい発表をたくさんいただきました。
蒸し暑い中ではありましたが、今回もみなさんと良い学びの場を得られたことに感謝します。
白鷹町立白鷹西中学校(白鷹西中学校 校長 小林宏一郎 先生)
実行委員長:白鷹西中学校 1年学年主任 服部宏司 先生
平成24年5月21日(月)5&6校時を使って、新一年生によるお掃除会開催となりました。昨年の大震災を受けて、掃除を通して助け合うことの意味や、ボランティアについて考えてもらいたい…と現在の2年生が開催した「掃除に学ぶ会」が好評で、今年の1年生にも是非に、との事から実施となりました。
しかし一緒に行う生徒さんは、つい2ヶ月前まで小学生です。その点を踏まえて、基本は崩さず、わかりやすい説明と今後に繋がる掃除のやり方を心がけました。
学校に伺ってみると、「新品に取り替えたのですか?」とお聞きしたほどトイレはきれいで、時間配分を変えたり戻したりと慌てました。やってみて解ったことは、結局は普通に時間がかかり、最初の時間配分で良かったのでした。(反省、反省)
明るい皆さんの挨拶に送られて、学校を後にしました。
生徒さんたちは、6月1日にそれぞれの出身小学校に行き、トイレ掃除のボランティア活動をするのだそうです。感激!
翌日いただいた学級便りをご欄下さい。⇒ 添付
山形電波工業高等学校(山形電波工業高等学校 校長 堀米幹夫先生)
実行委員長:大場 和成
今回の大会は、当初「山形警察学校大会」として予定しておりましたが、警察学校さんのスケジュールの都合上延期となったところ、電波高校の先生がほぼ全員が参加される予定でいてくださったとのことから、一般募集は無しでの開催とさせていただきました。先生方23名とネッツトヨタ山形さんから12名、山形美容専門学校さんから19名、世話人の企業の方を含めて計83名でトイレ掃除を行いました。通常の大きな大会とはまた少し違った雰囲気のアットホームな大会となりました。
堀米校長先生のご挨拶の中で、「今回の参加に当り、生徒にも父兄にも声がけしておりません。それは、まずは教師が率先してやらなければ何も変わらないからです・・・」とおっしゃっていました。校長先生の想いを知り、大変感動いたしました。また、前回の警察学校大会に参加された方のお父様と話す機会があり、この会に出た後息子さんの様子が変わった、というお話もしていただきました。小さくても確実にどこかで何かか伝わっていることが分かり温かい気持ちになりました。
天童市立北部小学校(天童市立北部小学校 校長 加藤高志 先生)
実行委員長:鈴木 欣也
実行委員長の鈴木欣也さんより、3.11の「震災の日」にぜひ自分の息子さんが通う天童市立北部小学校で「掃除に学ぶ会」をやらせてほしい!!という熱い想いに答え、急ではありましたが、開催させていただきました。レジメにも掲載させていただいた鈴木欣也さんの「想い」を下記に載せさせていただきます。
東日本大震災から一年の今日、天童北部小大会に参加いただき、ありがとうございます。あの日、私たちは一晩、電気の無い生活を受けました。ほんの数十km離れた場所では、"行ってきます"のまま会えなくなった家族がいます。家が流された人がいます。学校が、会社が津波に壊された人がいます。3月13日 山形市内の小学校で、身を寄せる独り暮らしのお年寄りの方、児童と連絡を付けようとする先生方、おにぎりを届けてくれた市職員の方に会いました。"学校"って、地域の学びの場であり、集いの場であり、生命を守る場であると改めて考えさせられました。家族と暮らせる、学校に通える、水が使える・・・普通のことがいかに幸せか考えてみましょう。人が生活するには、誰かの仕事があります。人に感謝する。これが"絆"のはじまりだと思います。場所は、天童北部小ですが、今日は皆さんの母校、そして被災地の学校を想ってください。大勢の皆さんに集まっていただき、本当にありがとうございます。 実行委員長 鈴木 欣也
山形県立山形中央高等学校(県立山形中央高等学校 校長 遠藤啓司先生)
実行委員長:冨田 浩志
記録的な大雪に見舞われ、寒さの厳しい中でしたが、第80回という節目のこの大会には346名をものご参加をいただきました。以前から、会の活動に多大なるご理解とご協力をいただいている小川教頭先生を初め、遠藤校長先生、野球部顧問の庄司先生他野球部、ハンドボール部、生徒会、ボランティア愛好会の皆さんなど、中央高校さんからもたくさんのご参加をいただきました。また、翌日には事務局宛てに野球部の皆さんの感想文が送られてきて、大変感激いたしました。終了後、すぐに書いてくださったと思われる感想には、感動した瞬間や感じたことを素直に表現されたものばかりで、心に響くものでした。
「すぐに行動する」という庄司先生の姿勢には学ばせていただくことばかりです。
また、一昨年開催させていただいた東根市立第一中学校の新生徒会の皆さんが校長先生と一緒に参加してくださいました。一人の生徒さんが起こした勇気ある行動を後輩たちに伝えていきたい、という想いから参加くださったとのこと・・・。少しずつでも伝わっていくものがあれば、こんなに嬉しいことはありません。