村山市立葉山中学校(村山市立葉山中学校 細谷秀一 校長先生)
実行委員長:PTA会長 三原 亮さん
今年12年目という葉山中学校さんは最新式の教科教室型の学校です。
トイレも今まで見たことがないくらいキレイで、日ごろの掃除も行き届いている、という印象を受けました。
それでも、普段見えない部分や床などを磨き上げるなど気づきを得る良い学びの場となりました。
毎年参加くださる山形中央高校野球部の皆さんは駅から50分かけて走ってきた!と元気に参加してくれたり、
葉山中の皆さん、楯岡高校剣道部の皆さんなど学生が多い新鮮な感じのする会となりました。
初めて会った方との交流も出来て楽しかったと言う参加者のお話や、「指導者が100回言ったことより、今日の1回にはかなわない」という中央高校野球部コーチのお話しなどいただき、今年も良い大会を開催できた喜びを感じました。
山形市立商業高等学校(山形市立商業高等学校 校長 小川 秀人 先生)
実行委員長:岩見 信弘
1日目は、昨年のpart2ということで田中会長をお迎えして「ふれあい道場」を行いました。
予定していた質問が半分もできないくらいそれぞれの想いを熱く語っていただきました。
皆さんの日ごろの取組みや志の高さがうかがえました。
2日目の掃除の部では山形商業高校さんを会場に行いましたが、築40年というもののよく整備された学校だな、という印象でした。
校長先生の小川秀人先生は警察学校や山形中央高校・北村山高校など過去に何度もこの会にご尽力いただいております。
今回も準備の段階から駐車場の心配をして手配してくださったり、1日目の道場では相談役へのお手紙を書いていただいたりと、大変ご協力いただいております。
新生徒会役員の方や卒業生・その親(こちらも卒業生)なども参加していて、恒例の「芋煮」を食べながら笑顔のあふれる会となりました。
山形市立第九中学校(山形市立第九中学校 西村仁美 校長先生)
今回は校長先生より1.2年生が新人戦の時に3年生に学年行事としてトイレ掃除をしたい、というお電話をいただいての開催でした。
校長先生の西村仁美先生は、2009年と2010年に作谷沢小中学校の授業の一環としてトイレ掃除を行っており、その時の校長先生です。
この日は初めから、生徒の皆さんがとても素直で、整然と整列する様子からも「何か違うな」という印象でした。
開会の挨拶で校長先生が九中は「黙動」(黙って行動する)に取り組んでいるというお話しをされていて、実際の掃除の中でもそれが実行されていました。真剣に聞くときは聞き、やるときはやる、そして大人の問いかけに対してもきちんと受け答え出来ていました。
閉会式では先生からトイレが綺麗になっただけでなく、学んだことは?というお話しをされ、この会のことにも触れていただき「こういう大人がいることを知り、その生き方を学んでほしい」とおっしゃっていただき、熱いものが込み上げてきました。
その後生徒さん達の感想文を送っていただき、その中に
・直接見えないところでも大切なことがある。
・みんなが気持ちよく過ごせるようになったのが嬉しい。
・どんな仕事も自分がつまらないければつまらないし、楽しんでやれば楽しくなる。
・嫌がらずやっている友達を見て、すごいなと思い、自分も頑張ろうと思った。
・やってみないとわからない、すごく楽しかった。人が嫌がることもやれる人になりたい。
などなど、表現は中学生らしく素直なものでありながら、感動するものばかりでした。
これから受験という人生のうちで最初の大きな壁を越えなくてはならない3年生の皆さんですが、こうした気持ちを持ってもらえる機会になったことは大変嬉しく感じています。
山形県立楯岡高等学校(県立楯岡高等学校 校長 孫田 淳先生)
実行委員長:大沼 静哉
今回会場となったのは来年4月より中高一貫校「東桜学館」として別の場所に移転し、新たなスタートをきることになっている楯岡高等学校さんです。
この校舎はその後管理棟を小学校で使用することになっているとのことです。
生徒さんも約60名参加してくださり、お世話になった校舎に感謝の気持ちを込めて一生懸命取りくんでいました。
掃除実習後の体験発表では、生徒会長の神保拓哉さんは「後に恥ずかしくないものを残したい」と話され、この学校の卒業生である警察学校の学生さんも「恩返しが出来た」とおっしゃっていました。
暑い中でしたが、閉会式では皆さん爽やかな笑顔を見せてくれました。
山形県警察学校 管理棟及び洗心寮(山形県警察学校 学校長 小野弘信 先生)
実行委員長:大場和成
平成20年(2008年)より始めたこの大会も、途中東日本大震災等で中断もありましたが、今回が5回目を行うことが出来ました。
今回の生徒さんは4月に入学されてまだわずか3週間という方々だったのですが、高卒の学生を含め挨拶・姿勢・行動のどれをとっても本当に素晴らしいものでした。この短期間にあれだけの規律をを作ることのできる教育というものに感動いたしました。
学校長からは、「形から入る」ということをお伺いしましたが、「形は心を作る」ということはこういうことかと実感することができた一日でした。
県民歌の「最上川」の大合唱も、帰り際に生徒さんが皆さん整列して敬礼をしてくださった姿も圧巻でした。
ぜひまた来年も継続してやっていきたいと強く感じた大会でした。
東海大学山形高等学校(東海大学山形高等学校 校長 阿部吉宏 先生 )
実行委員長:3学年主任 奥山 尚先生
今年で3回目となる東海大学山形高校さんは、毎年3学年の生徒さんの恒例行事となりつつあります。
これから社会にはばたく生徒さんたちに、「厳しさ」を教えたい・・・いちばん汚いところを磨くことで自分を磨き、嫌なことや辛いことに負けないでほしい、という先生方の熱い想いが伝わりました。
かなりの寒さの中、生徒さんたちも一生懸命取り組んでくれました。先生方の想いは伝わった、と信じたいです。