税理士法人黒沼共同会計事務所
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当たり前グランプリ2020

 2010年、上甲晃先生による「本当に大切なことは平凡の中にあり、当たり前のことをしっかり励むことです。特別なことばかり追い求めるのではなく、当たり前のことを、どこよりも徹底してやることが大事。それが企業としての底力を養うことになるのです。そして、十年間継続しないと本物にはなれない!」と言うご講話をヒントに、始めた当たり前グランプリも、参加された企業の方々は、昨年富士山の頂上(10合目=10年目)まで到達することができたのでした。私共の事務所がお世話したこの活動も一般社団法人化され、新たな「当たり前グランプリ」は理事会、運営委員会で出発しようとした矢先、新型コロナ禍になりこれまで通りにはいかない変則・苦労多しの活動となりました。
 例年は中間発表会を2回、参加企業を訪問しつつ交流をして切磋琢磨の機会を作っていましたが、今年はすべてリモートでやってはみたものの、正直上手く目的を達成できたとは言い難いところです。
 それでも毎週2回のメルマガ配信は104回に及び、和田座長さんの厳しい激もあり、各社はコロナ禍の中での奮闘ぶりを配信してくださり、精いっぱいの切磋琢磨を継続した一年間でした。
 和田座長の共通テーマ「コロナ禍の中で私達(我社)が社会に貢献できること」に対して、
 「私たちができる最大の社会貢献は、会社を営業し続けることであると思います。弊社のお客様が今までと変わらずに安心して生活し、社会とのつながりをなくさないためにも、感染防止対策を徹底し、危機意識を持ってこの難局を乗り越えていきたいと思います。また、来年4月から新たなデイサービスとセミパーソナルフィットネスジムを開設し、既存のデイサービスと泊まりの施設とを併せて、介護度が重度から軽度まで、さらには介護保険を卒業した方々も利用して頂けるといった一連の福祉サービスが提供できるような体制が整います。そうして、コロナ禍であろうとなかろうと、介護度の維持や重度化の防止、介護保険からの卒業、健康寿命の延伸につなげることで社会に貢献していきたいと思います。・・・椛ス田さんからのメルマガ回答です。」
 そして2月6日(土)2020結果発表会を迎えました。
 会場には「三密」を避けて、発表者、役員の方、そして各会社の運営委員約50名。残りの参加企業の皆さんにはYouTube配信とし、万全のコロナ対策を講じて始まりました。
 発表者は新顔、ベテランとも皆さんの緊張が漂っていますが、この厳しい状況の中コロナのせいにする企業は一社もなく、10年間続けてきた自信で裏付けられる底力をしっかりと確認させていただきました。緊張されて発表を聞いていた参加企業の経営者の皆さんも「良かった!良かった」と満面の笑みで一人一人に大きな拍手を送っておられました。
 今年の皆が選ぶグランプリは参加3年目の「アートライフ長崎屋」さんとなりました。カラオケ店を営業している長崎屋さんは、コロナ禍の中で「営業できる喜び」「仕事ができる喜び」「お客様が来てくれる喜び」の三つを全員が非常時にあって学び、「接客の底上げ」ができたと発表されました。
 上甲先生からも「10年間積み上げてきた力こそ、本当の底力です!! 私も勇気づけられました」とのコメントが届けられました。

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