去る2月19日(日)「当たり前グランプリ2016〜結果発表会」が開催され、参加企業9社の今年度の「我社の当たり前の実践取組」を発表、グランプリが決まりました。
この"当たり前グランプリ"の生みの親である、志ネットワーク代表・上甲晃先生によれば、『底力とは、「会社の底から湧き上がる力」であり、「社員の一人一人が、主体的にやる気を出して取り組む力」となります。まさに「上から言われたことしかしない」、「上から言われないと何もしない」の正反対と思えばいい。』とのことです。
今年の7回目を迎えた結果発表会には、参加企業のほか「当たり前の実践で甲子園を目指す山形中央高校野球部の皆さん」「上甲先生の青年塾生、リーダーセミナーの皆さん」「会計事務所のネットワーク実践の会の皆さん」と多方面から多くのゲストをお迎えし、山形ビッグウィングの大会議室に330名と多くのご参加により、終始一貫熱気に溢れ、これまでにない緊張、張り詰めた空気の中の開催となりました。
上甲先生からは、「このグランプリも間違いなく火がついた!発火した!感動し嬉しい限りです」との一声に続いて「継続は本気の証明であり、本物になっていくものだ」「@気づく力から掘り下げて行っている A社員の心の方向が定まってきた Bそれぞれの発表に家族、地域への広がりが出てきて温かみを感じる C皆さんも自信が出て誇りを感じてきているはず。・・・ 是非、良い会社になって良い人生を歩んでいただきたい」と熱く激励の講評をいただきました。
また、長続きしている企業の共通点として「@雰囲気が優しい A明るい B若々しい」と、更には「小さな取り組みの日本一を積み重ねる」など、高校生にもわかり易いお話もいただき、我々当たり前グランプリ参加企業には、10年後の活動の方向性もアドバイスされました。締めの言葉は、「今日の発表会からこの運動を広げていけば日本を良くする運動になるのではないか?山形の企業を元気にする運動になると思う。今後は今の参加企業に留まらず広く地域の企業でやっていく運動に発展していってもらいたい。この当たり前グランプリが一つのモデルになって、第二ステージの出発を考えてもらいたい。」という期待を込めたご挨拶でした。私にとりましても、このグランプリには湧き上がる底力が出ていることが確信できる7年目の取り組みでもありました。
素直に喜びたいと思っています。(文責:黒沼範子)